
プロフィール![]() 間々田 佳子(ままだ よしこ) ままだよしこメソッド株式会社 代表取締役 著書18冊、累計57万部突破 顔ヨガ講師を経て、表情筋研究家に。 ⾃⾝のたるみ・⽼け顔を改善した経験をふまえた顔の筋トレがメディアで話題に。 講座受講者は延べ 3 万⼈を超える。 2020 年、顔を引き締め、表情や印象をピンポイントで変えていく 顔の最強メソッド「コアフェイストレーニング®(間々⽥式顔筋トレ)」を考案。 現在は、企業のプロモーション、イベント、研修、顔の筋⾁・ 表情・印象に関連するアドバイザー、 執筆、雑誌やTV出演等など幅広い分野で活躍。 |
皆さま、こんにちは。表情筋研究家の間々田佳子です。
女性の多くがほうれい線に悩んでいるのではないでしょうか。
ほうれい線は加齢と共に深くなっていくため、諦めている方もいるかもしれません。
しかし、適切なケアをおこなったり表情筋を鍛えたりすれば、ほうれい線が改善していく可能性があります。
今回の記事では、ほうれい線の原因や正しい対策について解説しますので、ぜひほうれい線に悩まれている人は参考にしてください。
女性はほうれい線に悩む人が多い

お肌の悩みといっても様々ですが、とくに30代以降の女性に多い悩みがほうれい線です。
品川スキンクリニックが30代~50代の女性300名にお肌の悩みのアンケートをおこなったところ、以下の結果となりました。
- 86人…ほうれい線
- 62人…毛穴がタテになる
- 52人…特にない
- 46人…化粧のノリが悪い
(引用元:品川スキンクリニック)
このように、女性のほとんどがほうれい線に悩んでいますが、具体的なケア方法や原因についてはわからない方が多いかと思います。
ほうれい線ができる主な原因

ほうれい線ができる原因は多岐にわたります。
加齢が原因である場合もあれば、日常的な習慣によってほうれい線ができてしまうケースもあります。
以下に、いくつかの原因を解説しますので、当てはまるものがある場合は原因に合った対策をおこなってください。
加齢
年齢を重ねるにつれ、私たちの肌は衰えていきます。
特に20代を過ぎると、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンとエラスチンの生成が徐々に減少していきます。
加えて、加齢に伴う顔の筋力低下やホルモンバランスの乱れも、肌のたるみを引き起こす要因です。
その結果、口元から頬にかけて走るほうれい線が次第に目立つようになるのです。
肌の乾燥
肌の乾燥は、ほうれい線を目立たせる原因の一つです。
特に寒い季節やエアコンの風にさらされると、肌の水分が奪われやすく、それによってシワやたるみが目立つようになります。
さらに、乾燥によって肌本来の持つバリア機能が低下すると、紫外線や大気汚染などの外部からの刺激に対する抵抗力が弱まります。
その結果、肌へのダメージが蓄積され、ほうれい線がより深く刻まれやすくなってしまうのです。
誤ったスキンケアによる刺激
毎日のスキンケアも、正しい方法でおこなわないとほうれい線の原因となります。
特に洗顔時に、汚れを落としたいという思いから顔をタオルでゴシゴシと強くこすってしまうのは、肌に大きなダメージを与えてしまいます。
このような刺激は肌本来のバリア機能を低下させ、ほうれい線を深める原因となるのです。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは、ほうれい線に大きく影響します。
特に睡眠不足は肌の新陳代謝(ターンオーバー)を妨げ、肌の回復を遅らせてしまいます。
また、偏食や過度なダイエットなどは肌の調子を崩し深いシワを作ることにつながります。
バランスの良い食事、特にたんぱく質の摂取は、肌や筋肉の健康維持に不可欠です。
姿勢崩れ
座り仕事の方は、姿勢にも気を付けましょう。
パソコン作業での継続的な下向き姿勢は、重力により顔全体を下方向に引っ張り、ほうれい線を深める原因となります。
特に集中して作業する時、無意識に歪みのある姿勢をとり続けることで、表情筋の凝りや老廃物の蓄積を招き、たるみやむくみを助長することが考えられます。
表情筋の衰え
私たちの頬周りの表情筋である、大頬骨筋(だいきょうこつきん)や口角挙筋(こうかくきょきん)などは、日常的な笑顔や会話を通じて自然と鍛えられています。
しかし、これらの筋肉が衰えると、頬全体が下がってたるみが生じ、ほうれい線が目立つようになります。
特に近年のマスク生活により、口元を意識する機会が減少し、表情筋を動かす頻度が低下しており、表情筋が衰えている人が多い傾向にあります。
表情の癖
私たちは無意識のうちに、特定の表情を繰り返し作っています。
例えば、口角を下げがちな表情、片方だけ強く笑う癖、または常に眉間にしわを寄せるなどの表情の偏りです。笑い方の癖によってほうれい線が入りやすい場合もあります。
このような表情の癖は、同じ部位の皮膚や筋肉を繰り返し同じ方向に動かすことになり、その結果、その部分に徐々にしわが刻まれていきます。
特に、ほうれい線は口元から頬にかけての表情の動きに大きく影響されるため、無意識の表情のクセが、年月とともにほうれい線を形成する要因となるのです。
ほうれい線対策として自分でできること

ほうれい線対策として、適切なケアの方法を紹介します。
基本的にはスキンケアが重要です。
スキンケアを怠ってしまうと肌がたるんでほうれい線を形成してしまいます。
以下で具体的な対策を解説しますので、まずはできることからおこなってみましょう。
紫外線対策の徹底
肌老化の大きな要因として知られる紫外線は、ほうれい線の原因となる「たるみ」や「乾燥」を加速させます。
この「光老化」と呼ばれる現象を防ぐため、日焼け止めの使用は季節を問わず必要不可欠です。
曇りの日でも紫外線は存在するため、毎日の習慣として取り入れましょう。
さらに、帽子の着用や日差しの強い時間帯を避けるなど、総合的な紫外線対策を心がけてください。
適切なスキンケア
肌の健康を保つために、適切なスキンケアをおこなってください。
特に、肌の乾燥を防ぐことが重要で、保湿効果の高い化粧水や美容液を使用することが基本となります。
たとえば、ヒアルロン酸やセラミドを含む化粧水・美容液の使用に加え、レチノールやビタミンC誘導体などのエイジングケア成分も取り入れると良いでしょう。
さらに、部分用クリームで重点的にケアすることで、肌のバリア機能を高め、深部までしっかりと潤いを届けることができます。
ほうれい線対策で知っておきたい正しい知識

ほうれい線対策や改善方法として「ヒアルロン酸注入」や「たるみ解消マッサージ」などを検討している人もいるかもしれません。
ほうれい線のケア方法は世の中にたくさんありますので、どうぞご自身に合った対処法を見つけてください。
そして同時におすすめしたいことが、『自力で顔を動かすこと』。
そうすることで、ほうれい線を作る根本的な原因である表情癖を自力で修正し、シワが目立たなくなる顔を自力で作ることにつながるからです。
以下で具体的に解説しますので、ぜひほうれい線や表情筋について正しい知識を身につけてください。
・ヒアルロン酸注入の効果は主にほうれい線の改善
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線を目立たなくする効果があります。
しかし、表情筋の改善という点においては効果は限定的です。
・たるみ解消マッサージは血行促進効果
たるみ解消マッサージは、主に血行促進効果があります。
しかし、ヒアルロン酸と同様に表情筋の改善という点において効果は限定的です。
加齢による肌の衰え、表情筋の低下、生活習慣の乱れなど、ほうれい線の原因に適切に対処するためには、マッサージと合わせて表情筋トレーニングも取り入れることをおすすめします。
ほうれい線対策には原因から解決する表情筋トレーニングがおすすめ
ほうれい線対策は、原因から解決できる表情筋トレーニングがおすすめです。
ほうれい線の原因は、日々の表情の作り方のパターンによって、表情筋それぞれの使うパーツに温度差が生まれシワができやすくなります。
ですから、自力で表情の癖を直し、無駄にシワが入らない顔の使い方を定着させることができます。
私の表情筋トレーニングでは、特に身体全体のバランスまで整うため、たるみしわがなくなるだけでなく、顔が中心によって小顔になると好評いただいております。
以下に表情筋トレーニングの2つの方法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
バルーンフェイス
バルーンフェイスは、頬を膨らませてほうれい線を伸ばすトレーニングです。
以下のステップで実際におこなってみてください。
1.口を閉じ空気を含み、左のほうれい線を伸ばすように空気で左の頬を膨らませ、5秒間キープします。

2.右のほうれい線も同様におこないます。交互に3~5セット繰り返しましょう。

フェイスストレッチ
フェイスストレッチは、顔の緊張をゆるめて血流をアップさせるトレーニングです。
以下のステップで実際におこなってみてください。
1.口を「お」の形にすぼめてから、思い切り鼻の下を伸ばします。

2.1の状態のまま目線を限界まで上に上げ、5秒間キープします。

3.3~5セット繰り返します。
ほうれい線対策に効果的な「顔の学校」

ほうれい線対策には、ぜひ私間々田佳子が主宰している「MYメソッドアカデミー」の「顔の学校」で表情筋を鍛えることをご検討ください。
顔の学校では、コアフェイストレーニング®を通じて、一人ひとりに合った表情筋の使い方を見つけ出すことを目指しています。
レッスン方法は以下の3つです。
- 個別レッスン
- 対面レッスン
- オンラインコース
特に月謝制のオンラインコースは、人気のプログラムとなっています。まずは月謝制のコースから始められることをおすすめします。
無料説明会もおこなっていますので、まずは正しい表情筋トレーニングやコアフェイストレーニング®の基本的な考え方について知っていただければと思います。
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